コロナ禍を経て住宅購入、前向きに!
新型コロナウィルスの拡大を機に、私たちの働き方や家での過ごし方は一変しました。それに合わせて、「住まい」に求める希望にも、大きな変化が表れています。コロナ禍を経て、住宅購入の流れはどんな風に変化していくのでしょうか。
目次
住宅購入希望者、コロナ禍前と後では大きな変化が…!
こんにちは。
マネースタディカフェ講師の古川です。
新型コロナウィルスの感染拡大を機に、私たちの働き方や家での過ごし方は一変しましたよね。
皆さん自身も”ステイホーム”により、自宅での過ごし方の変化を実感しているのではないでしょうか。
それに合わせて、
「住まい」に求める希望も、ここ1,2年でかなり変わってきているのです。
コロナ禍前と後では大きな変化が…!
・今まで「賃貸派」だった人も、「持ち家派」に!
・リモートワークの普及により、アクセス重視の住まいから郊外へニーズが変化。
・住宅ローン以外の借り入れがあっても「持ち家がほしい」
いかがですか?
当てはまった方も多いのではないでしょうか。
リモートワークが日常になると、自宅に仕事ができるスペースが必須になりますし、
長い時間を過ごす「住まい」にも、更に「暮らしやすさ」を求めるのも当然ですよね。
「住宅ローンが返せない」という相談が急増している
新型コロナウィルスを背景に「豊かな暮らしへ」住まいへ求める希望がシフトしている傾向をお話してきましたが、
一方で「住宅ローンが返せない」という相談が急増しているのも事実。
2020年からは新型コロナウィルスの拡大による解雇や給与削減、ボーナスカットが原因で
返済が難しくなるケースも増えましたが、
新型コロナウィルス影響関係なしに
「そもそもの返済計画に無理があった」ケースも少なくないのです。
今25人に1人が返済に関して何らかの問題を抱えているとも言われています。
(2020年以降はもっと増加することが予測されますね…)
少々ネガティブなお話をしましたが、
住宅購入にストップをかける訳ではありません。
生活スタイルの変化に合わせて、「理想の住まい」を手に入れることは
皆さんの生活の満足度を上げることに繋がるので大いに賛成です!
お金の専門家であるファイナンシャルプランナーとして1つ皆さんにお伝えしたいのは、
「しっかりとライフプランをたててから住宅購入しましょう」ということです。
住宅購入の前に、しっかりライフプランをたてましょう
恐らく「そもそもの返済計画に無理があった」方々は
年収から借入額を試算したり、月々の返済金額で住宅ローンの総額を決定したのではないかと思われます。
「年収から見ていくら借り入れができるか」はすぐに算出できますが、
この算出金額は「〇〇年間、返済可能な金額」ではないのです。
「月々の返済10万円なら大丈夫!」も「今は」ですよね。
「子ども2人が大学に入学し、在籍期間が被る時期も返済可能な金額」かは、分かりません。
ライフプランを立てると、
住宅ローン〇〇万円を払いながら、家族が安心して暮らしていけるか(マイナスにならないか!)が
グラフになって、見える化します。
皆さんが思い描く「住まい」で生まれていく豊かな暮らし…
ご家族の幸せがずっと続いていくように
ぜひシュミレーションしてから、住宅購入にすすんでほしいと思います。
シェアする